cocos2d-x 3.0 beta + windows の開発環境の構築

はじめに

環境構築からプロジェクトの作成までを簡単にまとめてみました。

環境

OS Windows 7 Professional

cocos2d-x のインストール

http://www.cocos2d-x.org/download から cocos2d-x-3.0beta.zip をダウンロードし、
任意の場所に解凍してください。
以降、解凍先のディレクトリパスを $(cocos2d-x) とします。

Python のインストール

http://www.python.jp/download/ から 2.x 系のインストーラーをダウンロードし、
インストールしてください。
3.x 系は *.py の実行時にエラーになるのでダメみたいです。

プロジェクトの作成

$(cocos2d-x)/tools/project-creator/create-project.py を実行してください。
以下のようなダイアログが表示されるので、各項目を設定して、create ボタンを押してください。
以降、プロジェクト名を $(projectName)、プロジェクトパスを $(project) とします。

f:id:voidbox:20140118193846p:plain

projectName プロジェクトの名前
projectPackage パッケージの名前
projectPath プロジェクトパス(このディレクトリ以下にプロジェクト名のディレクトリが作成されます)
language 開発に使用したい言語

ちなみに、以下のようになれば成功です。

f:id:voidbox:20140118211234p:plain

これでプロジェクトの準備は完了です。

作成したプロジェクトディレクトリについて

$(project) 内は、以下のようなディレクトリで構成されています。
基本的には ClassesResources にファイルを追加していく事になると思います。

Classes プラットフォーム間で共通のソースコードを格納するディレクトリ
cocos2d cocos2d-x のソースコードが格納されているディレクトリ
proj.* プラットフォーム毎のプロジェクトディレクトリ
Resrouces プラットフォーム間で共通のリソース(テクスチャなど)を格納するディレクトリ